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リフォーム期間を守る重要性は?納期を守る職人になるためのポイントも解説
投稿日:2025.06.25/更新日:2025.06.26
リフォーム工事において「期間を守る」ことは非常に重要であり、これが守れないと多くのトラブルを招く危険性があります。
本記事では、リフォームの現場で期間を守ることがどれほど重要か、また守らないことでどんなリスクが生じるのかについて詳しく解説します。
リフォームの期間を守ることで得られるメリットや、期間を守れる職人になるためのポイントも併せて確認していきましょう。
リフォーム現場で期間を守る重要性
リフォームの現場で重宝される職人には、第一に「期間を守る」ことが求められます。
なぜリフォーム現場で期間を守ることが重要なのか、詳しく解説します。
リフォーム現場内での信頼関係につながる
リフォームの内容によっても異なりますが、フルリフォームのようにさまざまな業者が関わる現場の場合、各業種の工程ごとにスケジュールが組まれます。
そのため、自分の関わる工程を遅滞なくこなすことこそ、リフォーム現場において非常に重要な要素となるでしょう。
必要に応じて他の業者と連携を取ることで、両者の間に信頼関係が生まれ、その後もスムーズに工事を行うことができます。
お客様の生活やスケジュールに影響が出る
在宅のままでのリフォームで期間が伸びてしまった場合、お客様の日常生活に支障をきたす可能性があります。
例えば、リフォームの完了に合わせて長期の外出を予定していた場合、期間が延長することで全てのスケジュールが狂ってしまいます。
また、リフォームに伴ってお客様が一時的に引越しをしている場合も、期間の厳守は重要です。
万が一リフォーム期間が伸びてしまい、仮住まいの契約期間を延長した場合、余計な費用を支払うことになります。
最悪の場合、仮住まいの延長ができない可能性もあります。
そのため、職人にとって期間を守るということは非常に重要なポイントといえるでしょう。
現場の作業効率や品質の向上ができる
リフォーム工事の期間は、単に予定していた期間を守るだけでなく、可能な限り短縮することが求められます。
作業効率が上がり時間に余裕が生まれることで、一つ一つの仕事を丁寧に行えるでしょう。
期間を守ることは、お客様のためだけでなく、職人として喜ばれる仕事をするためにも重要です。
リフォームの期間を守らないことで生じるリスク
リフォームの期間を守ることは非常に重要ですが、守らないことでデメリットが生じ、最悪の場合は職人としての仕事を失うリスクも生じます。
お客様や職人仲間からの評価が下がる
近年では、さまざまな媒体で業者の口コミを投稿できるようになりました。
もし期間を守れなかった場合、お客様から低評価の口コミが投稿される可能性があります。
また、職人仲間から「約束を守れない職人」と噂される可能性もゼロではありません。
このような事態になった場合、新たな仕事の受注や、仲間からの仕事の紹介が減ってしまう可能性が高まります。
損害賠償のリスクがある
お客様の一時的な引越しを伴うリフォームの場合、期間を延長することで仮住まいの家賃が余計に発生してしまいます。
その結果、余計に支払った家賃に対する損害賠償を請求される可能性があります。
近隣住民や管理組合からのクレームの恐れ
リフォームの現場によっては、工事期間(時間)や内容、起こりうる騒音や振動について近隣へ告知する場合があります。
特に、集合住宅の場合はこのような告知をするケースが多いです。
このような告知で決められた期間を過ぎても工事が終わらなかった場合、近隣や集合住宅の管理組合などからクレームが出る恐れがあります。
クレームの内容によってはお客様のご近所付き合いにも影響が出る可能性があるため、工事期間や作業時間には十分な配慮が必要です。
リフォーム期間を守れる職人になるメリット
職人生命にも関わりかねない工期の遅れですが、一方で期間をしっかりと守ることにより、職人としてさらに成長できる可能性があります。
お客様からよい評価をいただける
職人の仕事は高い技術を用いて作業を行うだけでなく、丁寧な対応や期間を守るなどのあらゆるサービスを提供することにあります。
お客様から良い評価が得られた場合、SNSや口コミサイトで高評価を投稿してもらえるでしょう。
良い評価は新規の仕事に直結し、その後の売上に大きく影響します。
職人仲間から仕事を紹介してもらえる可能性がある
約束を守れる職人は、仲間内からも良い評価を得られます。
しっかり期間を守れる職人は重宝され、「この人なら仕事を任せても大丈夫」と新たな取引先や仕事の紹介をしてもらえる可能性が高まるでしょう。
職人仲間からの信頼は、新たな仕事の獲得だけでなく、働きやすい環境を作るうえでも非常に重要です。
関連記事:リノベーションとは?リフォームとの違いをわかりやすく
期間内にリフォームを完了できる職人になるためのポイント
デメリットを回避し、約束を守り「信頼できる職人」となるためのポイントをご紹介します。
工程表に沿った事前準備と段取りをする
期間を守れる職人になるためには、工程に沿って作業を進めることが欠かせません。
成り行きで日々の作業を行っていると、必要に応じた道具や材料がないといったトラブルを招き、作業に遅れが生じる可能性があります。
このような事態を回避するためにも、日々の進捗をしっかりと把握し、翌日の作業に必要な準備を怠らないことが大切です。
トラブル発生時の迅速な対応力を身につける
職人に限らず、仕事における「報・連・相」を守ることが大切です。
万が一トラブルが生じた場合は、お客様や元請け会社・他の職人などの関係者へしっかり報告を行い、迅速かつ柔軟な対応ができる力を身につけましょう。
現場でのマナーや配慮を意識する
職人は、お客様あっての仕事であり、「職人=接客業」といっても過言ではありません。
高い技術力はもちろん、お客様との接し方や作業完了後の丁寧な片付けなど、マナーや配慮も身につけることが大切です。
関連記事:多能工職人とは?リフォーム業界で求められる理由やなるための方法を解説
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また、作業の技術だけでなく、お客様との打ち合わせ時などで発揮できる接客スキルや管理能力も身につけることも可能です。
これらの体験を活かすことで、時間やお金の管理など、仕事に関するあらゆる業務を経験できるでしょう。
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まとめ
どれだけ高い技術があっても、期間を守れない職人は信用を失い、最悪の場合は仕事をも失うリスクがあります。
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