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大工が減少している理由|将来性と今後の大工に求められること

投稿日:2025.11.26/更新日:2025.11.28

大工 減少 理由

近年では、大工の数は年々減少の一途をたどっており、「最近、現場で若い大工を見かけなくなった…」などと感じている現役の大工さんは多いのではないでしょうか。

大工が減っている現状を目の当たりにし、「このまま大工を続けて将来性はあるのだろうか」と不安に感じている方も多いでしょう。

本記事では大工が減少している理由や、大工という仕事の将来性はあるのかについて解説します。

今後仕事に困らない大工となるために、今求められる具体的な能力についてもご紹介するので、大工という職業に誇りを持ち、今後も続けたいとお悩みの方はぜひ参考にしてください。

大工が減少している理由

大工が減少している主な理由は、構造的な問題と業界の変化に起因しています。ここでは考えられる主な原因を3つ挙げ、それぞれの背景を詳しく解説します。

少子高齢化の影響

大工という職業に限らず、少子高齢化はさまざまな職業で社会問題となっています。

長年日本の住宅建設を支えてきたベテラン大工が高齢によって引退していく一方で、大工のなり手となる若者の数そのものが減っています。

国土交通省のデータ(2020年時点)によると、大工のうち60歳以上の割合が約43%に達しているのに対し、30歳未満の若年層はわずか7%程度にとどまっています。

この世代間のアンバランスが、大工数の減少が止まらない原因の一つです。

参考:国土交通省「住宅分野における建設技能者の確保に向けて(現状分析等)」

大工の技術伝承ができていない

現代の住宅建設では「プレカット工法」が広く普及したため、若い世代の大工が大工ならではの技術を受け継ぐ機会が減ってしまったことも大工減少の一因となっています。

新築物件の着工件数が減っている

近年では、ライフスタイルの変化や少子高齢化に伴う世帯数の減少、そして新築物件に関する法改正などの影響から、新築物件の着工件数自体が減少傾向にあります

これにより、新築工事を主な活躍の場としてきた大工の需要が直接的に縮小しています。

参考:一般社団法人 全国住宅産業協会令和2年の住宅着工は9.9%減の81.5万戸、4年連続減~国交省、12月は9.0%減の6.5万戸、貸家・分譲住宅が減少

関連記事:未経験から即戦力へ|リフォームの実践型研修の内容を解説

大工という仕事の将来性

大工の数そのものは減少していますが、むしろ大工という仕事の需要は高まっており、将来性は十分にあるといえます。

新築着工件数は減少傾向にあるものの、既存の建物を長く使うためのリフォームや耐震補強といった需要は大きく増加しています

特に中古住宅の流通促進や住宅の長寿命化に向けた政策が勧められていることから、今後もリフォーム市場が拡大していくと予想されます。

大工という専門技術と現場経験を身につけた人材と経験をもつ人材は、人手不足の時代において非常に価値が高まっているのです。

今後の大工に求められること

今後の大工には、従来の木造一般住宅の建築技術に加え、新しい建築技術への対応や3D CADなどのデジタル技術を用いた効率的な作業など「多様化するニーズに対応するスキル」が求められます。

特に市場が拡大しているリフォーム分野への対応力は、今後の大工が生き残るための重要な鍵となります。

しかし、新築で培った大工の技術と既存の構造物を活かしながら改修を行うリフォームの技術は別物なため、リフォーム業界へ転向し継続的に仕事を得るためには、改めてリフォーム特有の技術と知識を学び直すことが必要です。

リフォームならではの技術も習得することで、一人で幅広い工事に対応できる「多能工職人」へと進化できます。

関連記事:多能工職人とは?リフォーム業界で求められる理由やなるための方法を解説

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まとめ

これまで培ってきた大工としての技術は今後ますます貴重なものとなりますが、大工として生き残るためには新たな技術を身に付け、時代と共に多様化するニーズに柔軟に対応することが必要です。

ハウスリフォーマー育成学院 北陸校では、多様化するニーズに応え、今後も建築の世界で働き続けるための技術を身につけていただくことができます。

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