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リフォームの技術を習得する方法3選!学べる内容についてもご紹介!
投稿日:2023.09.11/更新日:2023.09.11
建設業界は深刻な人手不足が続いており、なかでも内装工事を担う職人の需要は高まっています。
このような求人市場を念頭に、これからリフォーム技術を習得したいと考えている人も多いのではないでしょうか。
本記事では、どのような内容を学べば良いのか、スクールの選び方についても詳しく紹介します。
リフォームの技術を習得する方法は?
クロスやフローリングの張り替えといったリフォームには高度な技術が求められます。
リフォーム職人はどのような方法で技術を習得し一人前になっていくのでしょうか。
内装工事の会社で経験を積む
リフォーム技術を習得する方法として特に一般的なのが、内装工事の会社へ入社し実務経験を積んでいくというものです。
先輩の職人の仕事を間近で見たり、実際に仕事を教えてもらったりしながら技術を習得していきます。
職業訓練校に通う
各都道府県に設置されている職業訓練校では、仕事に役立つさまざまな実践的なスキル・技術を身につけることができます。
リフォーム技術もそのうちのひとつであり、専門のカリキュラムを提供している職業訓練校が存在します。
内装について学べるスクールに通う
近年では内装職人の人手不足も加速しており、人材育成が業界全体の大きな課題となっています。
これを解決するために、専門人材を育成するスクールを開校している事業者も存在します。
職業訓練校と同様に、一定のカリキュラムを受講することで専門的な技術を身につけられます。
リフォームの技術を習得するメリット
リフォーム技術を学ぶことによってどのようなメリットがあるのでしょうか。
手に職をもてる
クロスやフローリングの張り替えといった高度な技術をもつ職人は限られており、工務店やリフォーム会社から多くの需要があります。
手に職をもっているだけで就職や転職に有利に働き、キャリアアップにつながるでしょう。
接客・施工管理能力も身につく
専門のスクールや内装工事会社でスキルを身につけていく過程では、リフォーム技術だけでなくクライアントへの接客や現場での施工管理能力なども身につけることができます。
施工管理能力とは、各工程を管理・調整するために不可欠な能力であり、リフォームの現場以外でも役立てることができるでしょう。
自宅のリフォームが可能になる
自宅のクロスやフローリングの張り替えなどを行う場合、リフォーム会社へ依頼すると高額な費用がかかってしまいます。
しかし、リフォーム技術を習得できていれば、クロスや床材といった原材料を揃えるだけで自前で施工が可能であり、コストの節約につながります。
スクールで学べるリフォーム技術の内容
専門のスクールではリフォームに関する幅広い技術を学ぶことができます。
具体的にどういった内容を学ぶのか、一例を紹介しましょう。
システムキッチン取付
システムキッチンの新規取り付けはもちろん、交換工事に必要な解体や取り外しといった技術を学びます。
また、それにあわせてキッチン周りの床や壁といった内装工事も行います。
便器取付
トイレの便器全体を交換するパターンもあれば、便座のみ交換、または内装も含めたリフォームなどもあるため、それぞれに必要なリフォーム技術を学びます。
洗面台取付
システムキッチンと同様、洗面台も新規取り付けや交換工事の技術を学びます。
また、古くなった洗面台の周辺は床材や壁に汚れが目立つケースも多いため、内装工事も行われることがあります。
>>洗面台のリフォームをDIYする方法や蛇口の交換手順を解説!
養生
養生とは、内装工事の際に既存の設備・家具・家電などに汚れやホコリが付着しないよう保護するものです。
養生は内装工事の基本であり、リフォーム内容にかかわらずさまざまな現場で必要とされます。
クロス張り替え
クロスとは壁紙のことを指し、古くなったり汚れたりした壁紙を張り替える作業をクロス張り替えとよびます。
一見簡単な作業に思われますが、クロスが浮き上がってこないように空気を抜きながら貼る高度な技術が求められます。
>>クロス・壁紙の補修でDIYする方法や張り替えの費用や目安を解説
フロアタイル施工
フロアタイルとは、フローリングの代わりに使用されることの多い柔らかい床材です。
施工方法は接着剤を塗り床に敷き詰めていくというシンプルなものですが、隙間なく均一に貼る技術の習得が不可欠です。
網戸張り替え
網戸は紫外線の影響などによって劣化しやすいため、定期的な張り替えが必要です。
たるみを生じさせることなく、窓枠から網が外れないようにするためにも、張り替えには高度な技術が求められます。
蝶番調整
蝶番(ちょうつがい)はドアの取り付けに不可欠なパーツです。
スムーズな開閉をするために、ネジの開け締めによる微妙な調整方法を学びます。
リペア補修
リペア補修とは、壁や床などに付いたわずかな傷や凹みなどを部分的に補修する作業です。
リペア補修専用の特殊な材料を使用し、傷跡を目立たなくすることができます。
後付サッシ取付
遮音性や機密性を向上させる目的で、既存の窓枠に二重サッシを取り付ける作業です。
取り付け作業そのものは比較的簡単ですが、きれいな仕上がりを実現するためには一定のスキルが求められます。
どんな人にリフォーム技術の習得がおすすめ?
上記で紹介したように、一口にリフォーム技術といってもさまざまな種類があり、作業内容は多岐にわたります。
それだけに、幅広いスキルや技術をもった職人はさまざまな現場で重宝され、就職や転職において大きな武器となるでしょう。
特に「手に職をつけたい」と考える方にとっては、リフォーム技術の習得は有効な選択肢のひとつといえるかもしれません。
また、現在建築業界で仕事に従事しているものの、今後仕事の幅を広げていきたいと考えている方にとってもリフォーム技術の習得はおすすめです。
リフォームの技術を習得した後に考えられる就職先や職種
現在、建設業界では深刻な人手不足が続いており、高度なリフォーム技術をもった職人は特に高い需要があります。
具体的にどういった企業や現場で活躍できるのでしょうか。
内装業者・工務店
リフォーム作業は主に内装業者や工務店が請け負い、顧客の要望をヒアリングしながら進めていくのが一般的です。
そのため、内装業者や工務店への就職・転職において大きな武器となるでしょう。
これらの専門業者では、内装職人以外にもさまざまな職人と協力しながら作業を進めていくため、現場における仕事の進め方や連携の仕方、マネジメントなども学べる機会があります。
フリーランスの多能工職人
会社員として内装業者や工務店へ就職する以外にも、フリーランスの職人として活躍する道があります。
リフォーム技術のようにさまざまなスキルをもった職人は多能工職人とよばれ、特に高い需要があります。
リフォームの技術を習得するためのスクールの選び方
深刻な人手不足を解消するために、人材育成を目的としたリフォーム技術を学べる専門のスクールが少しずつ増えています。
効率的にリフォーム技術を学ぶためには、どのようなポイントに注意してスクールを選べば良いのでしょうか。
少人数制のカリキュラムが提供されているか
リフォーム技術の習得にあたっては、実習のカリキュラムが不可欠です。
しかし、受講生が多すぎると、実習の最中に講師から十分な指導が受けられない、あるいは気軽に質問できないケースもあるため、できるだけ少人数制のカリキュラムを運営しているスクールを選びましょう。
教材や設備のメーカーが豊富であるか
リフォーム技術を学ぶための実習では、さまざまな教材・設備が用いられます。
取り扱いメーカーが多いほど、さまざまなパターンに対応できるリフォーム技術を習得できるでしょう。
アフターフォローが充実しているか
スクールでリフォーム技術を一通り学んだとしても、現場に出て作業に取り掛かるとさまざまな問題に直面することがあります。
そのような場合でも、スクールによっては卒業後も講師と連絡を取り合い、適切なサポートやアドバイスを受けられるところもあります。
ハウスリフォーマー育成学院北陸校の特徴
リフォーム技術の習得に特化したスクールに通うのであれば、より多くのスキルを身につけられるところを選びたいと考える方も多いでしょう。
ハウスリフォーマー育成学院北陸校では、クロス・壁紙の張り替えやリペア補修、トイレや洗面所の改装、システムキッチン交換、フロアタイル施工などハウスリフォーム全般に求められるスキルを学べます。
また、上記で紹介したような「少人数制のカリキュラム」、「豊富なメーカーの教材・設備」、そして「充実したアフターフォロー」が揃っており、初めての方でも安心して学べる環境が整っています。
まとめ
内装工事やリフォーム工事の現場で即戦力として活躍していくためには、多様なリフォーム技術を習得しておかなければなりません。
スキルの習得は決して簡単なことではなく、本来であれば工務店や内装業者などで修行を積んでいく必要があります。
しかし、現在はリフォーム技術を習得できるスクールも充実しており、短期間で多能工職人を目指すこともできます。
手に職をつけ、リフォーム業界で活躍していきたいと考える方は、ぜひハウスリフォーマー育成学院北陸校への入校もご検討ください。